革新的パワーソリューションの共同開発を加速
ロームは12月8日、中国の総合車載Tier1メーカーUnited Automotive Electronic Systems Co., Ltd.(以下、UAES社)と「SiC技術共同実験室」をUAES本社内に開設したと発表しました。
同社とUAES社は2015年から技術交流を開始し、互いに協力してSiCパワーデバイス搭載の車載アプリケーションを開発してきました。今年はロームのSiCパワーデバイス採用の車載製品も量産化されています。
今回開設された共同実験室には車載アプリケーションのセット評価やデバイス評価ができる設備・装置などが導入されています。
両社は今後さらに協力関係を強化し、SiCを中心とした革新的なパワーソリューションの開発を加速するとしています。
SiCパワーデバイスについて
SiCパワーデバイスは、Si(シリコン)パワーデバイスに比べ、「スイッチング損失・導通損失が少ない」「温度変化に強い」などの利点があります。低損失化を劇的に実現し、電気自動車やインフラ、産業機器分野などで採用されつつあります。
(画像はプレスリリースより)
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ローム ニュースリリース
https://www.rohm.co.jp/