製造現場のデジタル化をサポート

2020年12月3日、凸版印刷株式会社は自社が提供する「NAVINECT クラウド」内の「在庫管理」カテゴリにおいて「棚卸管理」機能の提供をスタートしたことを発表しました。

製造現場をスマートファクトリー化すべく様々な業務のデジタル化が推進されています。この製造現場のデジタル化は競争力向上にもつながるため着手したい企業は多いのですが、様々な課題があるためなかなか着手できないという現実もあります。

同社が提供するNAVINECT クラウドは製造現場のデジタル化をサポートするために開発されたオンプレミス型製造DX支援ソリューションです。

ユーザーごとにシステム設計や運用形態をカスタマイズするため、自社に合った使い方をすることが可能となります。

棚卸管理のデジタル化を提案

今回追加されたのは「在庫管理」カテゴリの「棚卸管理」機能です。

多くの製造現場では未だ紙の帳票が使われているといいます。資材の在庫、製品や半製品の管理は紙の帳票に手書きで行われているのです。

そこで、同社はNAVINECT クラウドの「棚卸管理」アプリケーションによって、棚卸管理をデジタル化することを提案しています。

作業時間を75%も削減可能

「棚卸管理」アプリケーションはスマートフォンやタブレットなどの情報通信端末を使って、その場で棚卸情報の管理や登録を行うことが可能です。

また、資材についたバーコードやQRコードで棚卸業務をすることもでき、オプションの「RFID」を利用すれば在庫情報を一括で読み取ることもできます。

同社の試算によると手作業で行う棚卸作業をこのアプリケーションを利用して行うと作業時間を75%も削減できるということです。

他のアプリケーションと組み合わせれば製造現場全体のDXを実現することができます。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

凸版印刷株式会社 プレスリリース
https://www.toppan.co.jp/