シーカンスの技術を用いてIoTモジュールを開発
ルネサスエレクトロニクスとフランスのSequans Communications S.A.(以下、シーカンス)は10月22日、IoTモジュールの開発で協業すると発表しました。
両社は、ルネサスのマーケティング力とシーカンスの最先端のLTE-M/NB-IoT技術を融合し、全世界でIoTソリューションの展開を加速する考えです。
多種多様な用途のIoTシステム設計を合理化・簡素化
フランス・パリに拠点を置くシーカンスは、大規模かつクリティカルIoT向けに5G/4Gのチップおよびモジュールを開発・提供するリーディングカンパニーです。
今回、開発されるIoTモジュールは、シーカンスのMonarch LTE-M/NB-IoTプラットフォームがベースとなっています。
ルネサスは、このモジュールをIoT関連企業向けにマイコンとコネクティビティプラットフォームを合わせて提供するとしています。これにより、産業IoTやスマートシティ、スマートホームなど多種多様な用途のIoTシステム設計を合理化、簡素化することができます。
ルネサスは、最初の開発モジュールの発表を第4四半期半ばに予定し、その後、Bluetooth Low Energy対応などの機能を追加するとしています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ルネサスエレクトロニクス/シーカンス プレスリリース
https://www.renesas.com/