フロント部で燦然と輝く「LED発光エンブレム」

豊田合成は9月18日、自動車メーカーのシンボルとして、フロント部分を象徴的に彩る「LED発光エンブレム」を開発したと発表しました。

新たに開発した「LED発光エンブレム」は、中国の大手国有自動車メーカーである東風汽車集団に採用されました。電気自動車を中心に展開する新たな高級車ブランド「VOYAH」から、2021年以降に発売される複数の車種に搭載される予定です。

豊田合成は1991年、ノーベル物理学賞を受賞した名城大学終身教授・赤崎勇氏ら研究グループとの共同研究により、世界に先駆けて青色LEDの開発に成功したことで知られています。

市場戦略の重点として中国に注力

豊田合成は世界最大の自動車市場である中国を重要販売エリアとしており、現地の消費者ニーズに応える高付加価値な製品作りに注力しています。

今回、東風汽車集団に「LED発光エンブレム」が採用したことについて豊田合成は、

2020年7月の新ブランド戦略発表会で披露されたコンセプトカー「i-Land」の先進的なフロント中央部に、新たな挑戦を象徴するLED発光エンブレムが輝いています
(プレスリリースより)

と喜びを表しています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

豊田合成株式会社のプレスリリース
https://www.toyoda-gosei.co.jp/news/detail/?id=904