特許「有機電界発光素子」で「富士フイルム」が1位に

株式会社パテント・リザルトが、昨年12月までに公開された特許の中で、1月から12月末までの期間に拒絶理由として引用された特許を抽出し、企業別に集計した「【自動車部品業界】他社牽制力ランキング2019」を7月20日に発表しました。

特許「車両用情報提供装置」に関する技術で最も引用されたのは「デンソー」で、同ランキングで1位を獲得。トヨタ自動車の5件、ホンダ技研工業の2件などの審査過程で引用されています。更に「電気絶縁ケーブル」に関する技術も多く引用されました。

2位には「住友電装」がランクインしており、最も引用された特許は「自動車用制御装置」に関する技術でした。矢崎総業の「車両用電気接続装置」と「車両用回路体」などの審査過程において多く引用されたほか、「導電線、導電線の製造方法及び導電線の配索構造」に関する技術なども引用件数として多くなった特許でした。

3位は「日立オートモティブシステムズ」がランクイン

3位には「日立オートモティブシステムズ」がランクインし、「走行制御装置、車載用表示装置、及び走行制御システム」がデンソーの「車両制御装置」関連特許などの審査過程において引用されています。

また、4位には「矢崎総業」がランクインしており、「聞き逃しの可能性を減じることができる車両内の警報装置」が、引用された特許として最も多い件数となりました。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社パテント・リザルト プレスリリース
https://www.patentresult.co.jp/news/2020/07/fcitamp.html