100億円を目標に3号ファンド組成
ベンチャーキャピタルのDRONE FUND(ドローンファンド)は10月16日、3号ファンドへの新規投資を開始すると発表しました。
同ファンドは「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現を目指し、関連スタートアップへの投資を積極的に実行してきました。15.9億円で組成した1号ファンド、52億円で組成した2号ファンドを通じて、国内外40社以上のポートフォリオを形成しています。
そして今年5月、「ドローン・エアモビリティ社会実装ファンド ~社会受容性の強化と5Gの徹底活用~」というコンセプトのもと、資金調達額100億円を目標に「DRONE FUND 3号投資事業有限責任組合」(3号ファンド)を設立。9月にファーストクローズを迎えました。
5Gの徹底活用で課題解決を目指す
現在我々は、労働人口の減少やインフラの老朽化、深刻化する気候変動や自然災害、さらには新型コロナウイルス感染症の拡大など様々な社会的課題に直面しています。
これらの解決策として期待が高まっているのが、AIやロボティクス、5Gによるモビリティ活用です。
3号ファンドは次世代通信規格5Gをはじめとする通信インフラの活用などを通じて、フィールド業務の自動化やリモート化といったDXを実現し、ドローン・エアモビリティの社会実装に貢献するテクノロジーに投資を行います。
現在、SMBC日興証券、NTTドコモ、ソフトバンク、小橋工業、国際航業、リバネスが投資家として参画。既存のファンドも含めると、大手通信事業者3社が投資しており、スタートアップ支援にとどまらず、ドローン・エアモビリティ産業の発展に当たって理想的な座組みが整ってきました。
ドローンファンドは、
今後3号ファンドにご参画いただける投資家の皆さまとも精力的な連携を行いながら、ドローン・エアモビリティ前提社会の実現にむけた投資を加速してまいります。
(プレスリリースより)
と述べています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
DRONE FUNDのプレスリリース
https://dronefund.vc/