「System MXs」販売スタート

2020年10月1日、住友重機械工業株式会社は「System MXs」を9月中旬より販売スタートしたことを発表しました。

この「System MXs」を開発したのは同社のメカトロニクス事業部です。同事業部は目覚ましい速さで高度化が進む半導体やFPD用製造装置業界をターゲットにしています。

総合機械メーカーとして培った独自の制御技術、大物建造物を造り上げてきた機構技術、様々な素材に最適なレーザーと光学系を組み合わせる加工技術、外的要因から影響を受けにくい安定した駆動技術などを掛け合わせることで様々なニーズに合わせたソリューションを提供します。

ユーザー自身でセットアップが可能

今回リリースしたスマート駆動制御システムEASY3「System MXs」は16軸分のRoll to Roll搬送装置用制御ソフトがあらかじめインストールされた小規模ライン向けの駆動制御システムです。

同製品最大の特長はユーザー自身でセットアップが可能であるというところでしょう。

パソコンと接続することなく利用可能で専用調整ツールも必要ありません。ユーザー自身がタッチパネルで制御方式や機械定数などを設定することができます。

また、タッチパネル上で高速データモニターが可能であり、そのデータをcsv形式もしくはbin形式で保存することも可能です。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

住友重機械工業株式会社 プレスリリース
https://www.shi.co.jp/6kgpsq000000er51.html