用途の広がるACサーボモータ
株式会社安川電機は2020年9月17日、8月までにACサーボモータの累積出荷台数が2000万台を達成したと明らかにしました。
同社は1983年にはACサーボモータを製品化しました。
ACサーボモータは、生産現場における装置のモーション制御に欠かせない装置として半導体・液晶製造装置や電子部品実装装置、工作機械、繊維機械、梱包装置、太陽電池パネル製造装置、産業用ロボットといった工場の自動化に貢献してきました。
現在では医療機器、アミューズメント機器、鉄道ホームの自動ドアなどにも用途が広がり、普及の進むLED照明器具の製造装置にも用いられることから、さらなる活躍の場が期待されています。
産業用ロボットの関節に
株式会社安川電機は産業用ロボット開発でも知られていますが、その関節にも同社で生産したACサーボモータが使われています。
同時に同社は生産現場における生産効率や品質の向上、トレーサビリティーの確保などスマート工場の実現に向けた取り組みを進めています。
ACサーボモータにおいても従来の高速化・高精度化という性能だけでなく、ACサーボモータ自体がセンサーとなってスマート工場を実現する要素として機能しています。
現在、デジタルデータの管理において装置内のデータを検出し、リアルタイム制御する機能を充実させており、この機能の強化・進化を進めています。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社安川電機 新着情報
https://www.yaskawa.co.jp/newsrelease/news/135451