テスト・スピードなどの改善にワークロードの移行を開始

日産自動車株式会社(以下、日産)が8月12日、オンプレミスの高性能コンピューティング(以下、HPC)ワークロードを「Oracle Cloud Infrastructure」に移行し始めたと、日本オラクル株式会社(以下、日本オラクル)が発表しました。

日産はより迅速な新車の設計及びテスト・スピードの改善に向けて、流体力学・構造力学シミュレーション・3D可視化環境を「Oracle Cloud Infrastructure」に移行。

RDMAプロトコルを備えた日本オラクルの同インフラストラクチャによって、日産はパフォーマンス向上や低コスト化を実現し、クラウドでのエンジニアリング・シミュレーション・ワークロードの容易な稼働に期待を寄せています。

NVIDIAのTesla GPUテクノロジーも活用

日産は同インフラストラクチャにおいてNVIDIAのTesla GPUテクノロジーを活用した自動車メーカーです。

大量のデータ転送コストとオーバーヘッドを削減しつつ、シミュレーション・ジョブで生成された全データをクラウド上の3D OpenGL方式で表示できるようにしました。

オラクルは、日産のデジタル製品設計や開発、次世代車両の開発を支援できることを光栄に思うとしています。

(画像は日本オラクル株式会社 ホームページより)

▼外部リンク

日本オラクル株式会社
https://www.oracle.com/jp/index.html

日本オラクル株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000057729.html